実はシマノさんは惜しい所突いてたのョ

先日血迷って書いたネタに思いのほか拍手が付いたんで、もちょっと調子をこいてミラクル。いやね、実はね、シマノさんは2008年にアメリカのIDEOってデザインの会社と共同開発で北米でコースティング自転車ってのをやったのよ。ね、IDEOがインタビューとかオブザベーション調査をしてくれて、それを元にオタクじゃない人向けの自転車部品の共同開発をしてたの。

 

で、一応それは「大成功♪」 って事で一般報道はされてたんだけど、なーんか知らない間に専用のホームページは潰れちゃってるし、派手にプロモしてた割には次の年から全く音沙汰無かったりとか、何だか

 

   

 

キナ臭しゃい!

  

 

   

なんですが、そのIDEO が元々出したリサーチデータ自体はそれなりに良かったと思うんですよ、「子供の頃の良い思いでがぁ」とか「シンプルな方がぁ」とか、でもね、私的にはちょっと足りなかったのでは無いかと。で、最終的に出てきたのが此方

  

  

 

オートマ電動シフト自転車

   

shimano_introduces_image_-mainParsys-0003-image_dash_576_374.jpg

shimano-coasting.jpg 

 

北米でTrekとかGiant とかの大手を巻き込んで大々的にやって、一応生産した物は全て完売はしたらしいのですが、

  

 

 

「興奮で鼻血ボーン」

  

 

 

の域までは届かなかったみたいですね。でね、何がいけなかったかと考える所、

  

  

 

マーケットの微妙な読み違い

 

 

   

では無いかと。なんかIDEO のリサーチでは「7%の人口が週に2回はジテ通している」みたいな結果が出たらしいですが、私の持っているお婆ちゃんの知恵袋データだと、本当にジテ通してる実質の数字は「0.5%」位。

 

  

何この大きな差!

 

 

 

それから、リサーチをやる上で一番厄介なのがインタビュー。インタビューの質問って本当に頑張って考えないと、皆さん適当な事言いますからね。「あー、これあったら絶対買うー!」とか「こんなの欲しいー!」とか平気で。でね、そんな事言っといて、実際家に帰って通帳とか神社の神主さんとかに相談すると

 

 

 

また今度ね、うふっ 

 

 

  

みたいな事はザラ。で、一番重要で忘れちゃいけないのが北米の自転車産業は基本「レジャー」の上に成り立っていると言う事。ね、皆さん普段お仕事で嫌ーな事があっても週末は「山が待っているから大丈夫」っていうそれですよ。現実の世界からかけ離れたドリームワールドにヘルメットやアーマーを装着して、週末だけ

 

  

 

マッドマックス!

 

  

 

そして頭から血を吹き出しながら「ひでぶー」とか言って昇天してる訳ですョ。で、実はそれが故にマウンテンバイクが北米では一番人気なんですよね。ロードよりも更に日常生活からかけ離れた世界な訳ですから。まあ、ある種の快楽・逃避への投資です。で、そんな所に

 

 

 

ジテ通如何ですか~♪

  

 

 

なんて乗り込んでもねー。逃避したい人達を現実の世界へ引き戻して如何するんですか奥さん?そもそも交通のインフラが日本なんかと全然違うんですから。冗談抜きで高速しか無くて自転車で通行不可なんて所も普通に存在しちゃう様な世界ですし。

 

おまけに平均家庭の車の所有台数が2台以上の世界ですよ、「自転車」みたいな物は余計な支出になってしまうわけです。で、そんな人達に通勤と快楽のどっちを選ぶかって選ばせたら、やっぱり

  

 

 

パパはマッドマックスになるよ!

 

  

って答えが出てしまう訳です。とまあ、普通に考えたら(最近ビルダーさん達が頑張ってますが)北米ではユーティリティー系の自転車は本当に分が悪いんです。で、そんな事を言っていると、「じゃあ、ピストブームは一体何なんだ!ちろ君、言いたまえ!」とか言われそうですが、あれはあれで

 

 

 

街中のマッドマックス!

  

 

 

ですから「オッケー!」な訳です。本場ではライダーさん達は冗談抜きで併走して来る車とパンチとかキックで闘ってますから(非日常ですね)。あとですね、ここで私なりの「ピスト」の分析を付け加えますとあれって究極の盗難防止自転車だと思うんですよ。

 

メッセンジャーの人達がどうやったら自転車が盗まれないか、それを試行錯誤してたら結果多分あんな姿になってしまったのでは無いかと。ホイールはボルトオンでQRみたいに簡単には外れませんし、初期加速もスロー、目の前で盗まれたら走って追っかけて後頭部に竜巻旋風脚できますしね。あとブレーキが無いから直ぐに止まれない、走って追いかけて、例え追いつかなくても、追ってる間に自滅してくれる可能性もある訳ですし。

 

先ず、街中で日常的に自転車を使用する上で一番重要な事って「自転車を盗まれない」事だと思うんですよ。でね、日本の雑誌とかでは「オサレ」なニューヨーク・メッセンジャーとかセレクトされ物だけを特集されたりとかしてますが、実際はこ汚いホームセンター系の自転車とかでメッセやってる人達も結構居るんですよ、盗まれないから、盗まれても余り痛くないから・・・

 

・・・やばい、話が脱線し過ぎた・・・ちょっとリワインド。

  

で、まあ兎に角、「盗まれたくない」って言う考え方が基本ですから、その理由から皆さん故意に当初は「人気の無いであろう」と思われる「古い自転車」に乗り始めたと思うんですよ。だって、メインストリームで人気のある自転車はレース系のピカピカの一年生ですからね。で、そこから始まって、最終的にピストに変化して、更に布教が始まった訳ですよ。

  

ね、メッセやってる人達って飢餓に瀕した芸術家とかも多いじゃないですか、で、そのお友達とかもピストに興味を持った訳ですよ。

 

  

お前の自転車原始的じゃね?

 

エコじゃね?  

 

カッコ良くね?

 

 

 

と、不況、エコブーム(車対原始人力車)も相まって汚染が拡大、自転車に対する新しい価値観・文化が生まれたのでは無いかと。で、今となっては派手派手な物も出回ってますが、ストリートの基本は極力 

 

 

 

汚い、目立たない、

 

 

 

だと思うんです。もうブランド名なんて消しちゃった状態なんて当たり前、ステッカーチューンでお札が貼られた呪いの自転車ヨロシクで

 

で、ここで話はまた頭まで戻るんですが、IDEOとシマノさんがコースター自転車で見落としていた点と言うのはそこだと思うんですよ。「子供の頃の自転車の楽しい思い出がある」と言う意見を「レトロ風に仕上げれば良い」と解釈、「新しい自転車は複雑すぎる」という意見を「新技術開発をしなければならない=オートシフト」と解釈してしまったのですが、私が思う所、皆さんが求めていたのは

 

 

レトロ風ではなくて古いポンコツ。

  

 

そして

  

 

新技術では無くただシンプルなもの。

 

 

 

言い換えてみれば、ピストみたいな自転車で良かったのでは無いかと。で、ここで再びコースティング自転車を眺めてみると・・・

 

 

 shimano_introduces_image_-mainParsys-0003-image_dash_576_374.jpg 

ちょっとオサレ過ぎ?

 

 

・・・いや、他人がやった仕事をあーだこーだ言うのは

一番簡単でとても卑怯だと言う事は分かっているのですが、

 

 

 

微妙に違わね?

 

 

 

と、言った所で話は更に先日のネタまで戻る訳ですが(笑、BMXのストリート系、そしてマウンテンバイクのDJ系でももう既に大分前からジワジワ来てるんですが、

 

  

 

無印戦略

  

 

 

(本当にもう既にですが)これからの時代はこれですよ。ぱっと見では何処のメーカーが作ったのか分からない。見た目もシンプル。盗む方は意味不明だし、買う方からしてみても押し付けの無い

 

  

 

使っておくんなまし攻撃っ!

 

  

ね、ピストって確かに独自のキャラがあってそれなりに素敵な自転車なんですが、「万民」の自転車ではないですよね。 

  

  

だって危ないもん(汗

 

 

 

今はブームですが、その内「ピストのお陰で自転車に乗る癖は付いたけど、もうちょっとダラダラ乗りたいなぁ」なんて人達も必ず出てくる訳ですよ、で、そんな時に移行できる自転車、そしてその部品群、そう、コンポメーカーさん達にはその人達の受け皿的なコンポを作って頂きたい。

 

 

 

無地攻撃で!

 

 

ディレーラーとかを本当に基礎のレベルまで持って行って、シマノさんだったら主張は

 

 

「島」の漢字の刻印だけ!

 

 

とか、鹿の頭の刻印だけとか。極端に言えばそこまで無地に近づけて、使っている人すらも自分が何処の製品を使っているのか分からない位の世界まで持って行く、というか、呼び方すら分からない、消費者にあだ名をつけて貰うくらいの物をプロデュースして頂きたい。

 

 

Aさん「え?何、このディレーラー?」

 

Bさん「ん?鹿印って呼んでる。」

 

 

てな具合に。・・・

 

・・・うわー、ヤバイ、何だか現時点で内容が百烈拳状態になってる(汗、・・・如何にか纏めんと。

 

 

えー、まあ、兎に角ですね、北米のガジュアルライダーと言うか、ノンライダーを戦略をするのであれば、何か文化的なグループの形成し易い特色を持った(これが一番大事、便利だけでは通用しない。あと電気系もヤヴァィ。スケボー、BMXみたいに本当の意味での基本攻撃がキー。)、そして更に盗難防止に重点を置いた、ロープロファイル攻撃、は欠かせないのではないかと。

  

 

で、デザインは極力ジェネリックに、というか機能自体がビジュアルに反映されたシンプルで原始的な物、そしてもちろんブランド名を含めた自己主張は最小に、更にどんな自転車にも違和感無く付けられる物。特に基本のチューブフレーム系にマッチする物が良いですね。そしたら多分レストア系の人達もマーケットに参入してくるのでは無いかと。

 

って言うか、シマノさんはNAHBSに初っ端から参加されている割にはそっち方面での研究が余りなされていない様な気がするのが残念。と言うか、私が訪れた時はシマノさんのブースが必ず

 

 

 

無人ってどゆ事?

 

 

 

って二回しか行ってないんですけどね(笑。その節はキーホルダー鷲掴みさせて頂きました、有難うございました。ん?あっ、今分かった!多分クロモ系のチューブ車に特化したコンポがあれば良いんだっ、何かレトロな感じの!それだ!・・・あっ・・・いや・・・

 

 

また何だか良く分からなくなって来たぞ(爆

 

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theme : 自転車(スポーツ用)
genre : スポーツ

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本気出すとすごいね、ちろさん。

 

・・・・波が激しくてごめんなさい・・・orz
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